おはこんばんちは。メッタです。

 NBA2020-21シーズンが先日開幕しました!

 そして、我らが八村塁選手も昨年ドラフトされたワシントン・ウィザーズで注目の2シーズン目を迎えます。
 そこで、今回はウィザーズというチームを知ってもらうために、個性豊かなチームメイトの紹介をはじめ、八村やウィザーズを追いかけるうえで役立つ試合日程・SNS等の情報をまとめておきますので、ぜひ有効活用していただければと思います。

(注:在籍選手・年齢等のデータは2020年12月時点です)

#ウィザーズ


【ワシントン・ウィザーズ(Washington Wizards)について】

wizardslogo


 1961年創設。創設期にチーム名や本拠地が何度か変わり、1973年から首都ワシントンに本拠地を置く。
 優勝は1978年の1回。
 2000年にはマイケル・ジョーダンが共同オーナとしてチームに加わると、翌年になんと現役復帰。(2003年まで2シーズンプレーした後に引退)
 2000年代、2010年代はプレーオフに数年間出場するなど、チームは一定の成績を残しているが、八村塁が入団した昨シーズンは主力の怪我もあり25勝47敗と大きく負け越し、2シーズン連続でプレーオフ進出を逃している。
 今シーズンは補強に成功し、プレーオフ進出が当面の目標となる。


【チーム情報】
※八村塁の加入により日本語チームが派遣され、八村の最新情報やインタビューの和訳動画等の提供でよりチームが身近な存在となりました!

 ワシントン・ウィザーズ日本語公式サイト

 ワシントン・ウィザーズ日本語公式Twitter(@washwizardsjp)

 
ワシントン・ウィザーズ日本語公式Instagram(@washwizardsjp)


【試合スケジュール(日本時間)】※後半戦は後日発表
 日本語公式サイトの「スケジュール」を参照
 レギュラーシーズンは2020年12月23日~2021年3月5日(前半戦)、2021年3月12日~5月17日(後半戦)の期間で計72試合が行われる予定です。
NBA全体のレギュレーションはこちらを参照


【ロスター紹介】


#8 Rui Hachimura(八村 塁
203cm 104kg フォワード 22歳 2シーズン目




 日本バスケ界の至宝がさらに成長して帰ってくる。
 ルーキーイヤーの2019-20シーズンは出場した全試合でスタメン出場し、オールルーキー2ndチームに選ばれるなど、NBAでもそのポテンシャルが通用することを証明した。



 先日のプレシーズンゲームではフィジカル面でさらにパワーアップした姿を見せ、課題だった3Pシュートも難なく決めるなど新シーズンに期待感を膨らんでいる。

※開幕前に目の結膜炎を患い3週間ほどの欠場が発表されています。


#3 Bradley Beal(ブラッドリー・ビール)
191cm 94kg ガード 27歳 8シーズン目




 ウィザーズ一筋のエース。昨シーズンの得点ランク2位。
 抜群のシュート力を中心に、ドライブ、アシストと何でもこなす。
 また、時折見せる切れ味抜群のダンクもとても190cmとは思えない迫力だ。
 ここ数年は怪我人続出のチームで孤軍奮闘が勝ちに結びつかないパターンも多かったが、今シーズンはウェストブルックらの加入で負担が軽減されるはずだ。


#4 Russell Westbrook(ラッセル・ウェストブルック) NEW
191cm 91kg ガード 32歳 13シーズン目




 開幕直前にロケッツから電撃トレードで加入したスーパースター。
 長く在籍したサンダー時代には「得点」「リバウンド」「アシスト」の3部門で平均2桁以上を叩き出す「シーズン平均トリプルダブル」を3シーズン連続で達成したこともある。
 座右の銘は「Why not?(なぜやらない?)」で、それを体現するかのごとくパワフルなドライブやダンク、試合中のパフォーマンスなど、コート上では常に手を抜かないプレースタイルで多くのファンを魅了してきた。
 スコット・ブルックスHCはサンダー時代も彼をコーチしており、師弟関係と言える。



 なお、コート外では強烈なファッションセンスも発揮しており、「一度着たらもう着ない」というほど情熱を見せている。


#42 Davis Bertans(ダービス・ベルターンス)
208cm 102kg フォワード 28歳 5シーズン目




 ラトビア出身の長身シューター。
 ウィザーズ移籍1年目の昨シーズン、ほとんどの試合でベンチスタートながら思い切りのいい3Pシュートを決めまくり、「ラトビアンレーザー」の異名が付けられた。
 オフに5年8000万ドルの好条件で再契約し、今後もウィザーズの切り札として活躍してくれるだろう。
 ちなみに異様に顔と肩幅のバランスが合っていないように見えるが気にしてはいけない。



#9 Deni Avdija(デニ・アブディヤ NEW
206cm 95kg フォワード 19歳 ルーキー




 イスラエル出身の期待のルーキー。
 16歳でイスラエルの名門クラブ「マッカビ・テルアビブBC」でプロデビューし、頭角を現したところでウィザーズのフロントの目に留まり、ドラフト1巡目9位指名を受けた(昨年の八村と同じ順位)。
 206cmの長身ながらボールハンドリングとシュート力に長けており、まだまだ伸びしろ十分の逸材。
 将来のイスラエル代表を担う存在になるかも。


#13 Thomas Bryant(トーマス・ブライアント)
208cm 112kg センター/フォワード 23歳 4シーズン目




 走れて、3Pシュートも打てるエネルギッシュなビッグマン。
 若干感情的になりやすいのが玉にキズだが、それくらい情熱を持ってプレーしているとも言える。
 課題のディフェンスを克服できれば、ウィザーズ不動のセンターとしての地位を築けるはずだ。



#6 Troy Brown Jr.(トロイ・ブラウン・ジュニア)
198cm 98kg ガード/フォワード 21歳 3シーズン目




 安定したボールハンドリングとシュート力を持つ期待の若手の一人。
 昨シーズンは大半がベンチスタートながら平均2桁得点をマークした。
 今シーズンもベンチからの得点源として期待される。
 なお、八村とはかなり仲が良い様子。


#15 Robin Lopez(ロビン・ロペス) NEW
213cm 127kg センター 32歳 13シーズン目



 7フッターツインズの弟。愛称は「ロロ」。
 これまで多くのチームで主力センターとして攻守両面で安定感をもたらしてきたが、
兄のブルックとともに昨シーズンプレーしたバックスでは3Pシュートも会得するなど、現代バスケにも対応している。
 ウィザーズでは控えからの出場が濃厚だが、間違いなくチームにとってプラスとなるはずだ。
 ちなみに、オフにはブルックとともに毎年東京ディズニーリゾートを訪れるなど大の日本(アニメ)好きとしても知られる。もしかしたら八村よりも詳しいかも!?


#17 Isaac Bonga(イザック・ボンガ
203cm 82kg ガード 21歳 3シーズン目




 ドイツからやってきた若き長身ウイングプレイヤー。
 昨シーズンウィザーズで49試合スタメンを務め、まだ粗削りではあるもののポテンシャルの片鱗を発揮しつつある。
 特に運動能力を生かしたディフェンス面での働きが期待されている。
 老け顔だが21歳である。念のため。


#21 
Moritz Wagner(モリッツ・ワグナー
211cm 111kg フォワード/センター 23歳 3シーズン目



 ドイツ出身の若手ビッグマン。
 まだ粗削りだが、ハードワークが持ち味で相手からオフェンスファールを引き出すテイクチャージの名手でもある。
 また、3Pも軽々と放つシュートタッチの柔らかさを持つ。


#14 Ish Smith(イシュ・スミス
183cm 79kg ガード 32歳 11シーズン目




 10年のNBAキャリアで延べ12チームを渡り歩いてきたジャーニーマン。
 183cmと小柄だが、キレのあるドライブでディフェンスをかき回してくれる。
 ウェストブルックとともに今シーズンもコートを駆け回ってほしい。


#19 Raul Neto(ラウル・ネトNEW
185cm 82kg ガード 28歳 6シーズン目



 ブラジル代表のポイントガード。2016年のリオ五輪にも出場している。
 派手さはないが、幅広いコートビジョンとパスセンスでジャズ、76ersと渡り歩き今シーズンからウィザーズでプレーする。
 ウェストブルック、スミスとは真逆のタイプの司令塔で、変化が欲しい時に起用されると思われる。


#12 Jerome Robinson(ジェローム・ロビンソン
193cm 86kg ガード 23歳 3シーズン目




 昨シーズン途中にトレードでクリッパーズから移籍してきた若手ガード。
 堅実なプレーが持ち味で、ウィザーズ加入後は安定した得点力でケガ人続出のチームを支えた。
 ちなみに、ポケットモンスターに登場する「タケシ」に似ているため、日本人ファンからは主に「タケシ」と呼ばれている。


#24 Garrison Mathews(ギャリソン・マシューズ
196cm 98kg ガード 23歳 2シーズン目 ※2way契約




 ピュアシューター。
 昨シーズン、ウィザーズと2way契約を結んだため主戦場はGリーグだが、一時期ケガ人続出でローテ入りした時に、1試合28得点をマークするなどシュート力の高さを如何なく発揮した。
 2way契約の2年目となる今シーズンも数少ないチャンスをものにしたいところ。


#24 Anzejs Pasecniks(アンジェス・パセチニクス
218cm 104kg センター 25歳 2シーズン目




 ラトビア出身の長身センター。とにかくデカい。
 2017年のドラフトでマジックに25位で指名されていたが、昨シーズンウィザーズと2way契約を交わしてNBAデビュー。(今シーズンは2way契約ではなく本契約)
 フィジカルに課題があり、動きももっさりしているが、圧倒的な高さがある。

#5 Cassius Winston(カシアス・ウィンストン) NEW
185cm 84kg ガード 22歳 ルーキー
 ※2way契約



 2020年のドラフト53位(サンダー指名後ウィザーズへトレード)。
 パススキルとシュート力に定評のある司令塔。
 
ミシガンステイト大学で大活躍したが、サイズのなさと4年生という点から2巡目になった模様。契約形態は2way契約となった。
 ポテンシャルはありそうなので、ウェストブルックらから学ぶことは多いかもしれない。


#16 Anthony Gill(アンソニー・ギルNEW
203cm 104kg フォワード 28歳 ルーキー




 アメリカ出身だが、NBAからのドラフト指名はなく近年はロシアの「
BC KHIMKI」というクラブで主力として活躍したことで今シーズンウィザーズとの契約に至り、28歳でNBAデビューを果たすことに。
 情報は少ないが、フィジカルに長けたフォワードという印象。


【ヘッドコーチ】

scottbrooks

 Scott Brooks(スコット・ブルックス
 55歳 ウィザーズ5シーズン目


 NBAプレイヤーとして10シーズンの経験あり。
 引退後はアシスタントコーチを経て、2009年にオクラホマシティ・サンダーのヘッドコーチに就任。
 当時ルーキーだったウェストブルックやケビン・デュラントらの若手を率いて強豪チームに育て上げ、2012年にはNBAファイナルに導いた(ヒートに敗れ優勝はならず)。
 サンダーで7シーズン率いた後、2016年にウィザーズのHCに就任すると、ビールらを率いていきなり3シーズン連続でプレーオフに導いている。
 近年は主力の怪我もあって成績を落としているが、若手の育成に定評があり、かつての教え子ウェストブルックを獲得した今シーズンはプレーオフ返り咲きを期待されている。
 インタビューを見ると、ウィットに富んだコメントも多くかなり気さくな人物のようである。


【試合の視聴方法】
・テレビ放送はなく、インターネット配信をしている「NBA Rakuten」と契約する必要があります。
 おすすめプランは全30チームの試合を制限なしで見れる「LEAGUE PASS」(年額19,800円、月額2,640円)ですが、ライトに楽しみたい場合は1日1試合見れる「BASIC PASS」(年額7,700円、月額990円)という格安のプランも用意されています。



 以上となります。
 SNS等で追いかけるのもいいですが、ぜひ試合のライブ観戦等でよりNBAの迫力を体感しながら一緒にウィザーズを応援しましょう!